英文を読むコツ、第1文型について
英文を読むコツは文型を考慮すること。
今回は、第1文型について気付いたことをまとめてみました。
簡単な問題を多くこなして、英文の構成を身につけることです。
主語と述語動詞を把握する
英文を読むとたいていの場合、修飾語などで複雑になっています。
S:Subject(主語)
V:Verb(動詞)
M:Modifier(修飾語)
修飾語(M)とは、主語や動詞、目的語、補語を説明(修飾)する語句を指します。
副詞は動詞、形容詞、副詞を修飾し、修飾語と呼ばれ記号はMで表します。
前置詞句も修飾語です。
本文に入る前に、イントロがはいったりします。
副詞節などがイントロに当たります。
主語と述語動詞をしっかりと捉えることです。
英文を読むコツは、英文の規則を当てはめて、内容を理解することです。
第1文型 について
第1文型は、
(S + V)
で文法的には、主語と動詞で成り立っています。
皆さんもご存じのように
実際の英文は、とても複雑です。
【例1】簡単な例
He runs in the park.
(彼は公園で走ります。)
主語(S):He
動詞(V):runs
前置詞句:in the park
前置詞inによって導かれていますので、前置詞句です。
前置詞句=in the park
上の英文では、「in the park」(公園で)は、「runs」(走る)を修飾しています。
【例2】ちょっと複雑な例
When spring comes, the flowers in the fields open all at once.
(春になると、野の花はいっせいに咲く。)
「春になると」はイントロですね。
副詞節について:
<時><条件><原因・理由>などの様々な条件を主節に伝える役目をします。
When spring comesは副詞節です。
副詞句について:
副詞句:名詞以外(動詞・形容詞・副詞・文全体)を修飾する .
S(主語)= the flowers in the fields(野の花は)
V(動詞)= open(咲く)
前置詞句= all at once(いっせいに)
第1文型 (副詞句+S + V+ 前置詞句)になっています。
実際私たちが目にする英文は、イントロなどが入って、複雑になっています。
副詞句の例として
【例3】
His house stands on a beautiful hill.
彼の家は、美しい丘の上に立っている。
副詞句:on a beautiful hill
英文を読む場合も、これを意識して読むと意味がスムーズになります。
名詞の部分が長い場合には、途中で切って読んでもいいですね。
名詞が特定で主語が人と物が主語の場合の違い
名詞が特定で、主語が人の場合と、物が主語の場合では訳の終わりが異なります。
名詞が特定の場合
(a)主語が人の場合、「~はいる」
【例4】
The friend is at the door.
(友達は玄関にいる。)
特定の場合には、定冠詞theが付きます。
不特定の場合には、不定冠詞a.an が付きます。
S(主語)=The friend
V(動詞)= is
前置詞句=at the door
【例5】
・Mother is in the kitchen.
(母が台所にいます。)
S(主語)=Mother
V(動詞)= is
前置詞句=in the kitchen
(b)主語が物の場合、「~はある」
【例6】
The pot is on the table.
(ポットはテーブルの上にある。)
S(主語)=The pot
V(動詞)=is
前置詞句=on the table
【例7】
・The sun is shining brightly.
(太陽は明るく輝いている。)
S(主語)= The sun
Theは定冠詞です。
V(動詞)=is shining
前置詞句=brightly(明るく)
名詞が不特定の場合
不特定の場合
There + be +S
という形式を用いる。
主語に不定冠詞 a.an が付きます。
【例8】
There is a friend at the door.
(友達が玄関にいる。)
不定冠詞= aについて
友達と言っても、男子か女子か性別どんな友達か分かっていません。
不特定の友達と言うことで、「a friend 」となります。
不定詞=at について
「友達がいる」 で意味が通じます。
どこにいるかと言うことで「ドアーのところですね」、atは一点の場所を示しています。
S(主語)= a friend (友達が)
V(動詞)= is(いる)
前置詞句 = at the door (玄関に)
「at the door」はで、順序は
前置詞・定冠詞・名詞の順です。
前置詞・冠詞・副詞・形容詞・名詞を思い出してください。
英文を分析して学んだことを引き出して習慣を付ける。
一般動詞とbe動詞の訳の違い
一般動詞の場合の
訳し方:[--- は ・・・ する。]
となります。
例文9:They work hard. (彼らは 熱心に働く。)
Be動詞の場合
訳し方:[ --- は ・・・ (に)いる。 ]
となります。
例文10: Bill is in the room.
(ビルはその部屋にいる。)
例文11:I am at home on Sunday.
(私は 日曜日には家にいます。)
第1文型で使われる動詞は自動詞と呼ばれ、
arrive (着く)、begin(始まる)、end(終わる)、cry(叫ぶ、泣く)、come(来る)、go(行く)、fly(飛ぶ)、look(見る)、run(走る)、sit(down)(座る)、stand(up)(立つ)、stay(留まる)、laugh(笑う)、swim(泳ぐ)、walk(歩く)、work(働く)、shine(輝く)
などがあります。
実力アップ英文訳の問題
次の英文を訳してみましょう。
【問題】英文の訳
(1)We are in the playground.
(2)Tom comes here every day.
(3)We play with her.
(4)She goes home at four.
【問題の解答】
(1)We are in the playground.
訳:私たちは運動場に行きます。
areはbe動詞です。
S(主語)= We(私たちは)行きます
V(動詞)= are (行きます)((に)いる。)
前置詞句 = in the playground(運動場に)
inは比較的広い場所を表す前置詞です。
(2)Tom comes here every day.
訳:トムは毎日ここへ来ます。
comesは一般動詞です。
3人称単数現在の場合、動詞の現在形は多くの場合には、原型に‐(e)s を付ける。
come ⇒ comes
S(主語)= Tom(トムは)。
V(動詞)= comes(来ます)
副詞=here(ここへ)
前置詞句 = every day(毎日)
(3)We play with her.
訳:私たちは彼女と一緒に遊びます。
playは一般動詞です。
S(主語)= We (私たちは)
V(動詞)= play(遊びます)
前置詞句 = with her(彼女と一緒に)
副詞句 =前置詞句
前置詞with は基本的に「…と共に」の意で、「~といっしょに」です。
withは動作をするとき、直接であれ、間接であれ、「同時に動いて」という意味です。
「 同時に動いて」「同時に動かす」という目的のために「with」がある。
(4)She goes home at four.
訳:彼女は4時に家に帰ります。
goesは一般動詞です。
3人称単数現在の場合、動詞の現在形は多くの場合には、原型に‐(e)s を付ける。
go ⇒ goes
S(主語)= she(彼女は)。
V(動詞)= goes(帰ります)
副詞=home(家に)
goes homeで「家に行く」という事は、「家に帰る」ですね。
前置詞句 = at four(4時に) 副詞句= 前置詞句
まとめ
英文を読むコツ、第1文型についてのいかがでしたでしょうか。
・名詞が特定の場合、不特定の場合についてと紹介
・一般動詞とbe動詞の訳の違い一ついて訳し仕方
について紹介しました。
基本的な用法を例文とともに覚えておくといいです。
これからもこの調子で学習を進めていきましょう。