英文の長文を読むコツ!第5文型、補語が動詞の原形、現在分詞、過去分詞の場合!

英文の長文を読むコツは文型の構成を考慮しながら読むこと。

今回は、第5文型について気付いたことをまとめてみました。

英文を読むコツ、第5文型の補語が動詞の原形、現在分詞、過去分詞の場合についての紹介です。

簡単な問題を多くこなして、基本を身につけ、

複雑な英文をも読めるようにしましょう。

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第5文型、補語が動詞の原形、現在分詞、過去分詞の基本

文字の説明は、下記のようになっています。

S=主語(Subject)

V=動詞(Verb)

O=目的語(Object)

C=補語(complement)

M=修飾語(Modifier )

述語動詞に動作の対象を示すものが目的語です。

 

    【主語 + 動詞+目的語+補語 の文型】
第5文型

主語

動詞 目的語

補語

S

V O

C

・・・は

・・・する ・・・を

 ・・・と

 

[C(補語)=動詞の原形、現在分詞、過去分詞  ]の場合。

使役動詞、知覚動詞によって現在分詞、過去分詞と使い分けなければなりません。

動詞が使役動詞の場合、補語が動詞の原形、過去分詞がよく使用されます。

動詞が知覚動詞の場合には、補語が動詞の原形、現在分詞が良く使用されます。

そこで、使役動詞か知覚動詞かによってどのような表現になるか紹介します。

 

 

動詞が使役動詞の場合

動詞が使役動詞の場合、補語が動詞の原形と過去分詞のいずれかになります。

【使役動詞で補語が動詞の原形】

補語が動詞の原形

S(主語)

V(使役動詞) O(目的語)

C(動詞の過去分詞)

I

  let   Mary  

sing.

私は  

  させた。   めありーに  

うたは

 

I let Mary sing.

(私は メアリーに 歌は させた。)

 

 

【使役動詞で補語が動詞の過去分詞】

動詞の過去分詞

S(主語)

V(使役動詞) O(目的語)

C(動詞の過去分詞)

I

  had   my watch  

mended.

私は  

  もらった。   私の時計を  

直して

 

I had my watch mended.

(私は 私の時計を 直してもらった。)

 

 

知覚動詞の場合の例文

動詞が知覚動詞で、補語が動詞の原形と過去分詞の場合があります。

 

【知覚動詞で、補語が動詞の原形】の場合

補語が動詞の原形
S(主語) V(知覚動詞) O(目的語) C(動詞の原形)

I

  heard   Mary  

sing.

私は  

  のを聞いた。   メアリーが  

歌う

 

(1) I heard Mary sing.

(私は メアリーが 歌うのを聞いた。)

 

singは動詞の原形です。

 

【知覚動詞で、補語が現在分詞の場合】

補語が現在分詞

S(主語)

V(知覚動詞) O(目的語)

C(動詞の現在分詞)

I

  heard   Mary  

singing.

私は  

  のを聞いた。   メアリーが  

歌っている

(2) I heard Mary singing.

(私は メアリーの 歌っているのを聞いた。)

singingは動詞の現在分詞です。

 

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よく使われる使役動詞の例

使役動詞の例

・make (させる)

・let (させる) ・have (してもらう)

・help (・・・するのを手伝う)

 

【例1】make(させる)

・ I made him do this work.

(私は 彼に この仕事をさせた。)

doは動詞の原形である。

 

【例2】let(させる)

・ I’ll let you know that.

(私は あなたに それを知らせるだろう。)

knowは動詞の原形です。

 

【例3】have(してもらう)

・ I had him write the letter.

(私は 彼に 手紙を書いて もらった。)

had は have の過去分詞である。

write(・・・を書く) は動詞の原形である。

 

 

使役動詞で補語の動詞が過去分詞

 

【例4】have(してもらう)

・ I had my hair cat.

(私は 髪を 切って もらった。)

 

had は使役動詞で、

cat は動詞の原形です。

 

【例5】get (させる、してもらう)

・ I got my coat mended.

(私は 上着を 繕って もらった。)

mended は mend(つくろう)の過去分詞になります。

繕って(つくろって)

 

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よく使われる知覚動詞の例

知覚動詞の例

・see(見る)

・look(見る) ・hear(聞く)

・listen(聞く)

・watch(見守る、見る)

・feel(感ずる)

・smell(嗅ぐ)

 

 

【例6】see(見る)

・ I saw him run.

(私は 彼が 走るのを 見た。)

runは動詞の原形です。

 

【例7】I saw him running.

(私は 彼が 走っているのを 見た。)

 

running は runの現在分詞です。

 

【例8】hear(聞く)

・ I heard the skylark singing.

(私は ヒバリが 鳴いているのを 聞いた。)

 

skylark(ひばり)

singingは現在分詞です。

 

【例9】I heard the warbler singing.

(私は ウグイスが 鳴いているのを 聞いた。)

 

warbler(ウグイス)

singingはsing の現在分詞です。

 

 

<h2>英訳の問題と解答</h2>

ここでは実力アップのための問題を行ってみて下さい。

解答も載せましたので照らし合わせてみて下さい。

 

<h3> 英訳の問題</h3>

英文を訳して、補語が動詞の原形、現在分詞、過去分詞か指定して下さい。

 

(1)I saw Father open the door.

(2)I heard Nancy singing.

(3)Mother made her go to market.

(4)I found the camera mended.

(5)We let him know about our plan.

(6)I made her go to the bookstore to buy a book.

(7)Many boys and girls got on the platform, and found a bus waiting for them.

 

 

英訳解答

(1)I saw Father open the door.

(私は 父が ドアーを 開けるのを 見た。)

saw は seeの過去形で知覚動詞。

openは動詞の原形です。

 

(2)I heard Nancy singing.

(私は ナンシーが 歌っているのを 聞きました。)

hearは知覚動詞

singingは現在分詞です。

 

(3)Mother made her go to market.

(母は 彼女を 買い物に いかせました。)

madeは使役動詞

goは動詞の原形です。

 

(4)I found the camera mended.

(私は カメラが 直って居るのに 気付きました。)

 

find(・・・をふと見つける、を発見する、と知る)

found は findの過去で知覚動詞

mend(繕う、直す)

mended(過去形) 、mended(過去分詞)の過去分詞です。

 

(5)We let him know about our plan.

(私達は 私達の計画について 彼に 知らせました。)

 

let は使役動詞

knowは動詞の原形です。

 

(6)I made her go to the bookstore to buy a book.

(私は 彼女を 本を買いに 本屋へ 行かせました。)

made 使役動詞

goは動詞の原形です。

 

(7)Many boys and girls got on the platform, and found a bus waiting for them.

(多くの少年や少女が プラットホームに 降りると、 バスが 彼らを 待っているのに 気付きました。)

get on「列車、バス船、飛行機などに」(・・・に乗る)

got on(・・・に乗った)

「プラットホームに乗った」は「プラットホームに降りた」というニュアンスになる。

 

foundはfindの過去形・過去分詞です。

waiting は waitの現在分詞です。

 

まとめ

英文を読むコツ、第5文型の補語が名詞・代名詞の場合ついていかがでしたか。

英文を読むコツ、動作の対象を示す物が目的語です。

この目的語を説明する語が補語です。

より簡単なことを沢山こなして、

実力をアップしてください。

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