英語の文章を理解するためには、主語を把握することが必要です。

主語と動詞が分かれば、文章の意味が何となく分かる。

主部が長い場合には、ある程度のパターン(形)があります。

その1つのパターンが the A of B (a A of B )です。
このパターンはよくあるパターンなので紹介します。

スポンサードリンク

主語になれる品詞は名詞類・・・つまり名詞・代名詞

主語になれる品詞は名詞類です。

つまり名詞・代名詞です。
動名詞も名詞の性格を持っているので主語になれます。

代名詞というのは、名詞の代わりの詞(し)です。

例えば、

「高橋さん知っている?」
「知っています、彼は私の友達です」

という文を考えると、「彼は」という詞は、
高橋という名詞の代わりの詞です。

名詞は物の名前の詞だから、 出てきた単語の意味さえ知っていると

名詞だと言うことが分かると思います。

未知の単語であっても主語だと言うことが分かれば、文の大意がつかめます。

スポンサードリンク

主部が the A of B (a A of B )の形の主語は

簡単な例題をあげて説明します。

(例題1)
The president of that company will come here soon.

(あの会社の社長がまもなく、ここにやってきます)

ここで、president と company が分からないとします。

will come が 助動詞+動詞なので、その直前にある単語のかたまりの中に
主語があることが検討つくと思います。

主語:The president
動詞:will come

ここで気付いたことは、主語の部分が

the A of B

の形になっています。

主部がthe A of Bの形について

the A of B の場合、A も B も名詞で主語がAの場合が多いです。
形として the  が a の場合もあります。

簡単のために a A of B の形も the A of B として扱います。

前の文では

A= The president
B= that company

なので、B= この会社、 of = の 、A= 社長

となります。

主語: The president

主部がthe A of Bの例題2

(例題2)
A boy of seventeen is often as tall as his father.

(17歳の男の子は、しばしば自分のお父さんと同じくらいの身長です)

文頭の A boy of seventeen は 、the A of B の形なので A boy of seventeen が主語です。

訳は「BのA」ですが、Aが主語になります。

A=A boy
B= seventeen

B=17歳、of = の、A=男の子 となります。

主語:A boy

 

スポンサードリンク

the A of Bの形の問題

【問題】 the A of Bの形で主語を探してください。

(1)The managing director of this corporation will attend the meeting.

(2)The number of personal computers in this university is increasing rapidly of late.

(3)A copy of the certificate is attached for your information.

【問題の解答】
下記に、問題の解答を示します。

(1) The managing director of this corporation will attend the meeting.

(この会社の専務がその会議に出席するでしょう)

will attend は 助動詞+動詞 になっています。

attend:(席する )

その前の語句が主語だということが分かります。

文頭の The managing director of this corporation は

the A of B の形をしているので

A=The managing director

B=this corporation

The managing director が主語になります。

directは「指揮する 」という意味があります。
direct に er がついているので 人間である短縮語あると想像できます。

主語:The managing director

(2) The number of personal computers in this university is increasing rapidly of late.

(この大学のパソコンの数が、急激に増加している 。)

rapidly(急激に)、of late(最近)

The number of personal computers が the A of B です。

数は(The number) で、この大学が(in this university)です

「この大学のパソコンの数は」の「数は」が主語です。

The number が主語です。

それに対応して be 動詞も単数の is です。

主語:The number

(3) A copy of the certificate is attached for your information.

直訳すると、
(証明書のコピーがあなたの参考のために添付されています。)
となります。

「あなたの参考のために証明書のコピーが同封されています。」

certificate(証明書) attach(添える、添付する)

A copy of the certificateが the A of  B です。

A= A copy
B= the certificate

B=証明書、of = の、A=コピーが  となります。

動詞が is attached になります。

主語:A copy

このようたパターンを身につけると、主語を早く見つけるけることが出来るようになりますます。

例題まとめ

【例題の英文】
1.The president of that company will come here soon.
2.A boy of seventeen is often as tall as his fath

【例題の日本語】
1.あの会社の社長がまもなく、ここにやってきます。

2.17歳の男の子は、しばしば自分のお父さんと同じくらいの身長です。

問題のまとめ

【問題の英文】 

(1)The managing director of this corporation will attend the meeting.
(2)The number of personal computers in this university is increasing rapidly of late.
(3)A copy of the certificate is attached for your information.

【問題の日本語】
(1) この会社の専務がその会議に出席するでしょう。
(2)この大学のパソコンの数が、急激に増加している 。
(3)証明書のコピーがあなたの参考のために添付されています。

まとめ

主語になれる品詞は名詞類で、名詞・代名詞であることが分かったと思います。

The A of B のパターンが以外と多いので、

以上のような手順で行うと良いことが分かっていただけたかと思います。

スポンサードリンク