英文を読むコツは文型の構成を考慮しながら読むこと。
今回は、第3文型について気付いたことをまとめてみました。
英文を読むコツ、第3文型の目的語が、目的語が動名詞や不定詞の場合についてです。
簡単な問題を多くこなして、基本を身につけ、
複雑な英文をも読めるようにしましょう。
第3文型 目的語が動名詞や不定詞
述語動詞に動作の対象を示すものが目的語です。
目的語が動名詞や不定詞の場合 についてです。
主語 + 動詞 + 目的語
S + V + O
O(目的語)=動名詞、不定詞、「 how 不定詞」の場合 についてです。
語順は
S(・・・は)+ V(・・・する )+ O(・・・を)
となります。
訳し方は
( ---は、 ~を、・・・する 。)
が基本となります。
目的語が動名詞や不定詞の場合の例題
目的語が動名詞や不定詞の場合についての説明です。
to(不定詞)の場合
【例1】The boy began to sing.
(少年は歌い始めた。 )
S(主語)= The boy
V(述語動詞)= began
O(目的語)= to sing
toは不定詞の後の動詞
singは動詞の原形です。
述語動詞のbegan は他動詞で、「~を始める」です。
began の後に
名詞がきます。
動詞の原形の前に、不定詞「to 」を付けることで
「歌うこと」 となります。
【例2】SV to(不定詞) ~
I want to go there.
(私はそこへ行きたい。 )
S(主語)= I
V(述語動詞)= want
O(目的語)= to go there
述語動詞 want の後が不定詞の場合には
動詞の原形がきます。
動名詞の場合
【例3】SV ~ing
We like swimming.
(私たちは水泳が好きです。)
swimmingは動名詞である。
動詞の原形は swim
動名詞は swimming です。
S(主語)= We
V(述語動詞)= like
O(目的語)= swimming
【例4】how to~ (~の仕方)
Jane knows how to play tennis.
(ジェーンはテニスの仕方を知っています。)
S(主語)= Jane
V(述語動詞)= knows
O(目的語)= how to play tennis
how toの形式で、動詞は原形である。
how to「・・・の仕方」と言う意味です。
how to play tennisは「テニスの仕方」となります。
knows は他動詞で「・・・を知っている」という意味です。
不定詞 to の後の動詞 play は動詞の原形 です。
【例5】SV how to ~
He knows how to ski.
(彼はスキーの仕方を知っています。)
S(主語)= He how
V(述語動詞)= knows
O(目的語)= to ski
what [when,where ]toの場合
【例6】 what to~(何を~するか)
He knows what to do next.
(彼は、次に何をすべきかを知っています。)
S(主語)= He what
V(述語動詞)= knows
O(目的語)= to do next
【例7】 when to ~(いつ~するか)
He knows when to start.
(彼はいつ出発すべきかを知っています。)
S(主語)= He
V(述語動詞)= knows
O(目的語)= when to start
【例8】where to~(どこへ「で」~する)
He knows where to go.
(彼はどこへ行くべきか知っています。 )
S(主語)= He where
V(述語動詞)= knows
O(目的語)= where to go
which[what]+名詞+to の場合
【例9】which[what]+名詞+to ~ (どこ[名詞]を~する)
I wonder which way to go.
(私はどこにいったら良いのかしら。 )
S(主語)= I which
V(述語動詞)= wonder
O(目的語)= which way to go
wonder は「いぶかしく思う」という意味です。
英文を訳す問題
英文の問題と解答を載せましたので
参考にしてみて下さい。
【問題】
(1) You know how to reserve a seat.
(2) I want to swim now.
(3) She knows how to drive a car.
(4) The boys began to sing.
(5) I want to come home right away.
(6) He loved to read ‘The Life of Albert Einstein.’
【問題の解答】
(1) You know how to reserve a seat.
(あなたは、席を予約する方法を知っています。)
S(主語)= You
V(述語動詞)= know
O(目的語)= how to reserve a seat
(2) I want to swim now.
(私は、いま泳ぎたいのです。)
S(主語)= I
V(述語動詞)= want
O(目的語)= to swim
副詞 = now
(3) She knows how to drive a car.
(彼女は、自動車の運転の仕方を知っています。)
S(主語)= She
V(述語動詞)= knows
O(目的語)= how to drive a car
(4) The boys began to sing.
(少年たちは、歌い始めた。)
S(主語)= The boys
V(述語動詞)= began
O(目的語)= to sing
(5) I want to come home right away.
(私は、直ぐに家に帰りたいのです。)
S(主語)= I
V(述語動詞)= want
O(目的語)= to come home
副詞句= right away (即座に、すぐに)
(6) He loved to read ‘The Life of Albert Einstein.’
(彼は、アルバート・アインシュタイン伝を愛読しました。)
S(主語)= He
V(述語動詞)= loved
O(目的語)= to read ‘The Life of Albert Einstein’
例題まとめ
読みながら、日本語に訳して見て下さい。
また逆に、訳文を英文にしてみて下さい。
【例題英文 】
【例1】The boy began to sing.
【例2】I want to go there.
【例3】We like swimming.
【例4】Jane knows how to play tennis.
【例5】He knows how to ski.
【例6】He knows what to do next.
【例7】He knows when to start.
【例8】He knows where to go.
【例9】I wonder which way to go.
【例題訳文】
【例1】少年は歌い始めた。
【例2】私はそこへ行きたい。
【例3】私たちは水泳が好きです。
【例4】ジェーンはテニスの仕方を知っています。
【例5】彼はスキーの仕方を知っています。
【例6】彼は、次に何をすべきかを知っています。
【例7】彼はいつ出発すべきかを知っています。
【例8】彼はどこへ行くべきか知っています。
【例9】私はどこにいったら良いのかしら。
まとめ
英文を読むコツ、第3文型の目的語が動名詞や不定詞の場合についていかがでしたか。
英文を読むコツ、動作の対象を示す物が目的語がです。
英文がが生き生きとしてきますね。
より簡単なことをたくさんこなして、
実力をアップしてください。