英文を読むコツは文型の構成を考慮しながら読むこと。
今回は、第5文型について気付いたことをまとめてみました。
英文を読むコツ、第5文型の it を英文の場合についての紹介です。
簡単な問題を多くこなして、基本を身につけ、
複雑な英文をも読めるようにしましょう。
itを用いた第2文型と第5文型例題
文字の説明は、下記のようになっています。
S=主語(Subject)
V=動詞(Verb)
O=目的語(Object)
C=補語(complement)
M=修飾語(Modifier )
第2文型の例
【例1】It・be 動詞 ~(for ~) to ~.
It is good to get up early.
(早く起きることは、良いことです。)
It = to ・・・
(不定詞説)
it は「形式上の主語」です。
to 以下が「意味上の主語」です。
S (主語)= It
V (動詞)= is
C (補語)= good
上の例では「・・・は」(主語)に当たるのが
to get up early (早く起きることは) です。
S(主語)+V(動詞)+C(補語)
第2文型です。
【例2】It be ~ that ・・・.
It is true that he is an English.
(彼ら英国人であるというのは、本当です。)
S(主語) = it
V(動詞)= is
C 補語)= true
it= that 以下
(節)
意味上の主語:that he is an English
S(主語)+V(動詞)+C(補語)
第2文型です。
第5文型の例
【例3】S・V・it ~ to ~.
I found it easy to learn English.
(私は 英語を学ぶことは、容易だということが分かった。)
it ~ to ~ .
(不定詞)
S (主語)= I
V (動詞)= found
O (目的語)= it
C (補語)= easy
it = to learn English のことです。
S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+C(補語)
の構成なので、第5文型です。
【例4】S・V・it ~ that ~.
I found it difficult that I master English.
(私は 英語をマスターするのは、難しいことが分かった。)
S (主語)= I
V(動詞)= found
O(目的語)= it
C(補語)= difficult
it = that 以下 を指します。
(節)
it = that I master English
S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+C(補語)
第5文型ですね。
【例5】It・ be 動詞 ~ that ….(強調)
強調したい語句を「~」の位置に挿入する。
It is Tom that broke the window-pane.
(その窓ガラスを壊したのはトムです。)
[ Tom を強調している]
話し方として
Tom broke the window-pane.
(トムがその窓ガラスを壊した。)
が一般的ですね。
It is Tom (トムです)でトムを強調
that broke the windowpane. (その窓ガラスを壊した)
windowpane=window-pane
英訳の問題と解答
ここでは実力アップのための問題を行ってみて下さい。
解答も載せましたので照らし合わせてみて下さい。
英訳の問題
英文を訳して下さい。
(1)It is true that he has his own car.
(2)It is great fun to drive a car.
(3)It is difficult for him to read this book.
(4)I found it difficult to drive a car.
(5)It is easy for me to read this book.
英訳解答
(1)It is true that he has his own car.
(彼が自分の自動車を持っているというのは本当です。)
S(主語)= It
V(動詞)= is
C(補語)= true
It = that he has his own car を指します。
it は形式上の主語
that he has his own car は意味上の主語
(2)It is great fun to drive a car.
(自動車を運転するということは、大変面白いです。)
S(主語) = It
V(動詞) = is
C(補語) = great fun
it = to drive a car
it は形式上の主語
to drive a car は意味上の主語
(3)It is difficult for him to read this book.
(彼がこの本を読むことは、難しいです。)
S(主語)= It
V(動詞) = is
C(補語)= difficult
It = him
it は形式上の主語で
for him の「him」が意味上の主語です。
(4)I found it difficult to drive a car.
(私は、自動車を運転することが、難しいことが分かりました 。)
S(主語) = I
V(動詞)= found
O(目的語) = it
C(補語)= difficult
it = to drive a car (自動車を運転することが)
を指します。
(5)It is easy for me to read this book.
(私がこの本を読むことは容易です。)
S(主語) = It
V(動詞) = is
C(補語)= easy
it は形式上の主語で
It = me (意味上の主語)です。
It is ~ for _ + to不定詞の形は
for _の次の「-」が意味上の主語となります。
まとめ
英文を読むコツ、it を用いた第5文型の場合ついていかがでしたか。
英文を読むコツ、動作の対象を示す物が目的語です。
この目的語を説明する語が補語です。
より簡単なことを沢山こなして、
実力をアップしてください。