長文を読むコツ!よく使われる従属接続詞tillや
until、while、during、becauseなどを使った文についての紹介です。
従属接続詞tillとuntil、whileとduring、becauseがよく使われます。
基礎をしっかりと把握すると長文の理解力がアップします。
使い方がわかれば、英文も読みやすくなります。
焦らずにコツコツと、地道に実力をつけましょう。
主節と従属節について
主節とは、文の中心となるのが節です。
従属節とは、文の一部として組み込まれる節をいいます。
従属節とは
次のような分を用いて説明します。
I know that he is coming to Sendai tomorrow.
私は、彼が明日仙台に来るということを知っています。
上記の英文を例にとると
主節:I know
従属節:that he is coming to Sendai tomorrow.
である。
副詞節:主節の動詞を修飾する節を副詞節という。
従位接続詞によって導かれる。
従属接続詞は従属接続節を導きます。
従属接続詞は「主節(親の節)と従節(子の節)」を接続します。
従属接続詞を用いた例文
従属接続詞を用いた例文を紹介します。
音声は音読を用いています。
従属接続詞のtillとuntilは同じ
tillとuntilもまったくおなじです。
tillは接続詞と前置詞の用法があります。
そして、いずれも
「~まで」という同じ意味です。
- tillとuntil
① Please wait till he comes back.
(訳)彼が帰るまで待ってください。
tillをuntilに置き換えるだけです。
② Please wait until he comes back.
(訳)彼が帰るまで待ってください。
【 till 】
③ You may stay here till it stops raining.
(訳)雨が止むまで、ずっとここにいてもいいです。
【 until 】では
④ You may stay here until it stops raining.
(訳)雨が止むまで、ずっとここにいてもいいです。
⑤ I waited till she returned.
(訳)私は、彼女が戻るまで待っていた。
⑥ I waited until she returned.
このように置き換えるだけです。
tillの前にカンマ(,)
この他tillには、前にカンマ(,)が付く用法があります。
⑥ We waked on in the rain, till we came to a small town.
(訳)私たちは雨の中を歩き続け、ついには小さな町に着いた。
従属接続詞、whileとduring について
whileは接続詞ですが
during は前置詞です。
いずれも「~の間」という意味です。
【 while 】
① I made friends with her while I was staying in that city.
(訳)私がその街に滞在しているとき、私は彼女と仲良くなった
duringで表現すると
② I made friends with her during my stay in that city.
made friends with~ で「~と友達になる」という意味です。
従属接続詞 becauseについて
because:原因・理由
「なぜならば」という意味で
いずれも理由を表します。
「why ~」といえばbecauseで答えます。
例を、下記に示します。
【例文】
① Why were you late this morning?
(訳)どうして今朝は遅刻したの?
Because I got up late.
(訳)なぜならば、ねぼうしたからだ。
② Because it was fine, we went for a walk.
(訳)今日は天気が良かったので、私たちは散歩に出かけました。
③ I like Keiko because she is kind to everyone.
(訳)彼女は誰にでも親切なので、私は恵子が好きです。

従属接続詞: ifについて
if:条件で
ifが使えるのは原則として、動詞の目的語となるときです
if 「もし~ならば」という意味です。
① I wonder if he can come here alone.
(訳)彼は独りで、ここに来ることができるだろうかしら。
② If you need any help, please call me.
(訳)もし助けが必要ならば、私を呼んでください。
③ Come and see me if you are free this afternoon.
(訳)もし今日の午後、暇ならば遊びに来てください。
④ If it is nice weather tomorrow, we will go to the sea.
(訳)もし明日晴れたならば、私たちは海に行きます。
従属接続詞:whenについて
when: ~するとき、~したとき(時)
① I’ll call you when breakfast is ready.
(訳)私は朝食の準備ができたら、あなたを呼びます。
② Please take off your hat when you enter the room.
(訳)部屋に入ったら、帽子を脱いでください。
③ when I arrived home, it was quite dark.
(訳)家に着いたとき、すっかり暗くなっていた。
従属接続詞: though:について
though:譲歩で
though:「~だけれども」
① Although this watch is old, I’m pleased with it.
(訳)この時計は古いけれど、私は気に入っている。
② Though he was tired, he had to work.
(訳)彼は疲れていたけれど、働かなければならない。
③ Though he was old, he had to work.
(訳)彼は年を取っていたけれど、働かなければならない。
従属接続詞:before について
before :~する前に、~しないうちに
Let’s start before it gets dark.
(訳)暗くなる前に出発しよう。
従属接続詞 afterについて
after:~した後に
We started after it got dark.
(訳)私たちは暗くなってから出発した。
従属接続詞:whileについて
while:~している間に
While I was taking a bath, I hit upon a good idea.
(訳)私は入浴している間に、いい考えを思いついた。
While I was taking a walk, I had a great idea.
私は散歩をしている間に、いい考えを思いついた。
まとめ
長文を読むコツ!よく使われる従属接続詞tillと
until、whileとduring、becauseのパターンについていかがでしたか!
従属接続詞まとめ
① till、until:「~まで」
② while、during:「~の間」
③ because:「なぜならば」
④ if:「もし~ならば」
⑤ when:「~するとき、~したと」
⑥ though:「~だけれども」
⑦ before :「~する前に、~しないうちに 」
⑧ after:「~した後に」
⑨ while:「~している間に」
についての紹介でした。
長文には接続詞がつきものですので、しっかりと把握しましょう。
使い方をしっかりと理解することが読解力を高めましょう。
英文を読む場合にとても役に立つと思います。





