長文を読むコツ!よく使われるthatのパターンについてまとめました。
代名詞や関係代名詞、接続詞などとしてよく使われています。
纏めてみたら思いつかないこともあります。
代名詞や形容詞、関係代名詞としてのthat
1.代名詞のthat(あれは)
例文を挙げてみましたので、使い方を把握してください。
① That is our new company.
訳)あれは私たちの新しい会社です。
② That is our new house.
訳)あれは私たちの新しい家です。
2.形容詞のthat (あの)
形容詞としてのthatについて例文を挙げてみました。
使い方を把握してください。
① That boy is his younger brother.
訳)あの少年は彼の弟です。
thatの直後に名詞(boy)があります。このように名詞を修飾します。
② That girl is his sister.
訳)あの少女は彼の妹です。
3.関係代名詞してのthat
that は which や who の代用として使用されます。
① I know the student that (who) came from Japan.
私は日本から来た学生を知っている。
thatの代わりにwhoを用いてもいいです。
接続詞のthatのまとめ
接続詞のthatは文法的にはよく用いられるのでとても重要です。
名詞節を導くthatと副詞節を導くthatに分けて説明します。
(1)名詞節を導くthat
① It is true that he has a cold.
訳)彼が風邪をひているのは本当です。
It is true (that he has a cold.)
(S):it (仮主語)
V2:is(動詞)
C =S (hat he has a cold.) (補語)
これが主語となります。
これは2文からなっており、
It is true. (それは本当です)
that he has a cold. (彼が風邪をひいている)
that で文を接続しています、
that以下は、文中で主語の働きをしています。
thatは、名詞節のかたまりをまとめ上げて、その全部を主語にする役割を果たしています。
(2)目的を導くケース
① They said (that he had a cold.)
訳)彼らは、彼が風邪をひいていると言った。
S: they (主語)
V3: said (動詞)
O: that he had a cold (目的語)
S+Vの後に続きthatが、目的語の名詞節をまとめています
(3)補語を導くケース
① The trouble is that she has a cold.
訳)問題なのは、彼女が風邪をひているということです。
thatが補語の名詞節をまとめています。
S(主語)+V(動詞)+C(補語) では、S=Cの関係が成立します
The trouble = that 以下という関係が見えてきます。
この文型は第2文型です。
第2文型の場合補語は、名詞、代名詞、形容詞です。
(4)副詞節を導くthat
副詞節を導くthatは多種多様です。
名詞節を導く that はS(主語)やO(目的語)、C(補語)に、まとめることができます。
この副詞節を導くケースをまとめてようとするより、それぞれのパターンで正確に訳せます。
① She is such a beautiful girl that she is popular with the boys.
訳)彼女はとても美しい少女なので、男の子に人気がある。
「such+名詞 + that」のパターン
名詞をAとすると「非常にAなので、that 以下」という構造です。
be popular with~で「~に人気がある」
② This is such an easy book that I can read it.
訳)これは非常にやさしい本なので私でも読めます。
such an easy book thatは「非常にやさしい本なので」です。
③ She is such a diligent girl that she will succeed.
訳)彼女は非常に熱心な少女なので成功するだろう
④ The change was such that I was surprised.
訳)その変化は大変だったので、私はびっくりした。
⑤ I am afraid that she has a cold.
私は彼女が風邪をひているのではないかと心配です。
これは、構造的に説明・分類that行くものです
I am afraid that ~のパターンです。
練習問題
下記の英文を訳して見てください。
① I think that he is honest.
② I decided that I go home.
③ They say that she is Miss America.
④ He suggested to her that she take a taxi.
問題の解答
① I think that he is honest.
訳)私は彼が正直だと思う。
thatは状族接続詞です。
② I decided that I go home.
訳)私が家に帰るということにした。
decideは他動詞ですので、目的語を取ります。
decidedの目的語となっている
③ They say that she is Miss America.
訳)彼女はミスアメリカだと言われています。
that 以下の名詞節はsayの目的語です。
④ He suggested to her that she take a taxi.
訳)彼は彼女にタクシーに乗ったらどうかといった。
要求・提案を示すthatで現在仮定法です。
まとめ
Thatは文章中でよく使われます。
使い方を把握することで、理解力を深めることができると思います
(1) 代名詞のthat(あれは)
(2) 形容詞のthat(あの)
(3) 関係代名詞としてのthat
(4) 接続詞のthatのまとめ
①名詞節を導くthat
②目的を導くケース
③補語を導くケース
④副詞節を導くthat
についての紹介です。





