英文の長文を読むコツ!第5文型 補語が名詞の場合

英文を読むコツは文型の構成を考慮しながら読むこと。

今回は、第5文型について気付いたことをまとめてみました。

英文を読むコツ、第5文型の補語が名詞の場合についての紹介です。

簡単な問題を多くこなして、基本を身につけ、
複雑な英文をも読めるようにしましょう。

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第5文型の訳し方の基本

述語動詞に動作の対象を示すものが目的語です。

目的語を説明するのが補語です。

第5文型の基本

主語

動詞

目的語

補語

S

V

O

C

・・・は

・・・する

 ・・・を

 ・・・と

 

 

文字の説明は、下記のようになっています。

S=主語(Subject)
V=動詞(Verb)
O= 目的語(Object)
C= 補語(complement)
M=修飾語(Modifier )

訳し方の順序は、次のようになります。

訳し方の順序

主語

目的語 補語

動詞

S

O C

 V

・・・は

・・・を   ・・・に

・・・する。

訳し方の順序は表のように

主語、目的語、補語、動詞のような流れになります。


【例】We call him Bob.
(私達は 彼を ボブと呼んでいる。)

O(目的語)= C(補語)となります。

him(彼)= Bob(ボブ)です。

 

C(補語)は O(目的語)を説明する語です。

このCを「目的補語」とも言います。

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第5文型の補語が名詞の場合例題

この文型でよく使われる動詞を元に、例文を紹介します。

この文の訳し方

【例1】Oを Cと「呼ぶ」、「名づける」の訳し方の順序

【例】訳し方の順序(call)

S(主語)

O(目的語) C(補語) V(動詞)
・・・は ・・・を ・・・と

(よぶ)

(1)call(呼ぶ)

 We call that a dictionary.
(私達は それを 辞書と呼ぶ。)

S (主語)= We

V (動詞)= call

O(目的語)= that

C(補語)= a dictionary


(2)name(名づける)

He named his cat Bracey.

(彼は 彼の猫を ブレイシーと 名付けた。)

S (主語)= He

V(動詞)= named

O(目的語)= his cat

C(補語)= Bracey

Braceyは名詞です。


【例2】OをCと「選ぶ」、「任命する」の訳し方

【例】訳し方順序(elect)

V(主語)

O(目的語) C(補語) 動詞
・・・は ・・・を ・・・に

(選んだ)

 

(1)elect (選ぶ )

 We elected Tom our captain.
(私達は トムを キャプテンに 選んだ。)

S (主語)We

V(動詞)= elected

O(目的語)= Tom

C(補語)= our captain

captain は名詞です。


(2)appoint(任命する)

 We appointed Tom our captain.
(私達は トムを キャプテンに 任命した。)

 

S (主語)we

V(動詞)= appointed

O(目的語)= Tom

C(補語)= our captain


【例題3】OをCと「信じる」、「思う」の訳し方

 

【例】訳し方の順序(believe)

V(主語)

O(目的語) C(補語) 動詞
・・・は ・・・を ・・・であると

(信じる)

(1)believe (信ずる)

  We believe Tom an honest boy.
(私達は トムを 正直な少年だと 信じています。)

S(主語)We

V(動詞)= believe

O(目的語)= Tom

C(補語)= an honest boy


(2)consider(思う)

 I consider Tom a kind boy.
(わたしは トムを 親切な少年 だと思う。)

S(主語)I

V(動詞)= consider

O(目的語)= Tom

C(補語)= a kind boy

※I consider Tom (to be) a kind boy.
to be を付ける場合もある。


(3)know (知っている )

 I know John a good swimmer.
(私は ジョンを 水泳が上手い選手  だと 知っている。)

S(主語)I

V(動詞)= know

O(目的語)= John

C(補語)= a good swimmer

※I know John (to be) a good swimmer.
to beを付ける場合もある。


【例4】「OCの状態にする」の訳し方の順序

【例】訳し方の順序(make)テキストが入ります。

V(主語)

O(目的語) C(補語) 動詞
・・・は ・・・を ・・・に

(させる)

(1)make(させる)

 They made him a doctor.
(彼らは 彼を 医者 にした。)

S(主語)They

V(動詞)= made

O(目的語)= him

C(補語)= a doctor

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英訳の問題と解答

ここでは実力アップのための問題を行ってみて下さい。

解答も載せましたので照らし合わせてみて下さい。

英文の訳問題

英文を訳して、補語を指定して下さい。
(1)They named their baby Robert.
(2)His father made him a scientist.
(3)Robert Smith is my name. My friends call me Popai.
(4)We elected him chairman.
(5)People call me The Princes of the forest.
(6)We all believe her the best singer in our school.
(7)Before the days of cars and buses, no one thought of the roads as very dangerous places.

日本語訳文解答

英文の訳を載せましたので
参考にしてみて下さい。

(1)They named their baby Robert.
(彼らは 彼らの赤ん坊に ロバートと名付けました。)

S(主語)= They
V(動詞)=named
O(目的語)= their baby
C(補語)= Robert


(2)His father made him a scientist.
(彼の父は、彼を 科学者にしました。)

S(主語)= His father
V(動詞)=made
O(目的語)= him
C(補語)= a scientist


(3)Robert Smith is my name. My friends call me Popai.
( ロバート・スミスといいます。私の友達は、私をポパイと呼んでいます。)

S(主語)= My friends
V(動詞)= call
O(目的語)= me
C(補語)= Popai


(4)We elected him chairman.
(私達は、彼を議長に選びました。)

S(主語)= We
V(動詞)= elected
O(目的語)= him
C(補語)= chairman


(5)People call me The Princes of the forest.
(人々は、私を森の王子と呼んでいます。)

S(主語)=People
V(動詞)= call
O(目的語)= me
C(補語)= The Princes


(6)We all believe her the best singer in our school.
(私達はみんな、彼女が私達の学校で一番歌が上手だと信じています。

S(主語)= We
V(動詞)= believe
O(目的語)= her
C(補語)= the best singer


(7)Before the days of cars and buses, no one thought of the roads as very dangerous places.

(自動車やバスのある時代以前には、誰も道路が非常に危険な場所だとは考えませんでした。)

まとめ

英文を読むコツ、第5文型の補語が名詞の場合ついていかがでしたか。

英文を読むコツ、動作の対象を示す物が目的語です。

この目的語を説明する語が補語です。

より簡単なことを沢山こなして、
実力をアップしてください。

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